うつ病パパの復職レポート

HOW TO STOP WORRYING AND START LIVING.

「べき思考」に縛られる苦しみから解放されましょう!

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嫌な出来事があれば、当然のように嫌な気持ちになりますよね。

いじわるな上司に厳しい言葉で叱責されて心が乱されるのは、「自動思考」が原因かもしれません。 

www.fujiyama-japan-mental.com

 

過去記事のおさらいですが、自動思考とは、無意識に刷り込まれた価値観によって、とっさに思い浮かぶ言葉や考えのことです。

今回は、無意識に刷り込まれた価値観、すなわち「べき思考」について、リワークの授業で教わったことを紹介します。

 

「べき思考」とは?

 

「べき思考」とは、潜在意識の中にある、断定的な信念のことです。

氷山に例えると、「べき思考」が水中に隠れている氷の塊で、「自動思考」が水上に顔を見せている部分です。

 

「べき思考」は、3種類に分類されます。

(1)自分は、~するべきである。

(2)世の中は、人々は、~するべきである。

(3)未来は、~となるべきである。

 

わかりやすく言えば、絶対に譲れないこだわりみたいなものです。

「私は、常に一番であるべき。」

「社会人は、常に完璧に仕事をすべき。」

このような信念が強くなりすぎると、選択肢が極端に狭くなり、自分も周囲にいる人も息苦しくなってしまいます。

 

誤解のないように言っておくと、信念を持つことが悪いわけではありません。

ただし、場合によっては、人生が苦しくならないように、このような信念を適度に緩めることが必要になるのです。

 

「べき思考」を検証する。

 

私はリワークで、自分自身の「べき思考」を検証しました。

嫌な気持ちになった状況と、頭に浮かんだ自動思考を書き出して、なぜそう考えたか掘り下げていきます。

(トヨタ式の「5回のなぜ」に似ていると思いました。)

 

参考として、私の「べき思考」検証結果を以下の通り書いていきます。

 

<状況>

私の作った資料の内容が、「データ不足で使い物にならない。」と叱責される。

 

<自動思考>

私は、上司の期待するレベルに達していない。仕事の能力が劣っている。

 

<なぜ、そう考えたのか?>

・私は、上司の求めるレベルを常に満たしているべき。

  ↓

・私は、常に高い評価を受けるべき。

  ↓

私は、万事うまくこなして、満足感を得るべき。

 

このように深堀していくことで、私の最も深いところにある「べき思考」を見つけ出すことができました。

 

今度は「べき思考」を緩めていきます。

 

具体的な方法としては、「私は、万事うまくこなして、満足感を得るべき。」と考えるメリットとデメリットを考えます。

私は、この「べき思考」のおかげで、高い目標にチャレンジして、やり遂げることができました。これはメリットです。

しかし、一方で、少しの失敗で落ち込んでしまう挫折に弱い性格になってしまいました。これは、致命的なデメリットです。

 

<「新しい価値観」を考える。>

「べき思考」の締め付けから解放されるために、リワークに参加しているメンバーさんと一緒に、「新しい価値観」を考えました。

 

「新しい価値観」を考えるときのポイントは、以下の通りです。

・元々の「べき思考」を全否定するのではなく、緩めること。

・たくさんのアイデアを出して、自分が納得できる言葉を選ぶこと。

 

メンバーさんの協力もあり、私は「新しい価値観」を持つことが出来ました。 

 

万事うまくこなすことは難しいから、高い成果だけに拘らず、身近で些細な幸せも「満足」の一つとして取り入れよう。

 

 

客観的な視点は大切です。

 

私の「べき思考」を検証している際、私が息苦しい生き方をしてきたことについて、メンバーの方から「大変だったね」という温かい言葉をいただきました。

一人で悩んでいたら、こんなに楽になることは無かったと思います。

第三者から見たら、自分はこんな風に見えていたんだなと気付き、自分を見つめ直す良い機会になりました。

 

今回のリワーク体験談は、以上になります。