うつ病パパの復職レポート

HOW TO STOP WORRYING AND START LIVING.

【思考エラー5】うつ病の原因は、「結論の飛躍」なのか?

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パートナーや子ども、または友人と些細なことで喧嘩になり、あとで自己嫌悪に陥ったことはありませんか?

もしかしたら、それは5番目の思考エラーが原因かもしれません。

 

ちなみに、思考エラーは全部で26種類あるので、「まとめ」を含めると、全体で30回近いシリーズになっていきます。

挫折しないで最後まで書きあげたいと思います。

 

さて、今回ご紹介するのは、「結論の飛躍」です。

 

結論の飛躍とは?

 

「結論の飛躍」とは、何かについての事実をじっくりと検討せずに、性急に結論づけてしまうことです。事実に基づかないで見当違いなところに結論が飛んでいってしまうところが、結論が飛躍すると呼ばれる理由です。

私たちは、必要な事実をじっくり検討することよりも、飛躍する方が楽なのです。

考えるためには忍耐力が必要です。その忍耐力とは、証拠としての事実を集めようとする態度のことです。

(リワーク配布資料より抜粋)

 

事実をじっくりと検討することは、とても疲れますよね。

 

例えば、小さい子どもがいつまで経っても着替えを済ませないので、「またテレビばかり見てサボっていたね!?」と叱りつけたとしましょう。

しかし、よくよく話を聞いてみると、いつも下着を置いている場所に、下着が一つも置いてなかったから着替えが進まなかったことがわかります。

親が洗濯をたたんでしまうのをサボっていたことが原因でした。

子どもを叱る前に、なぜ着替えが進まないのか、子どもの様子を観察してみる、あるいは子どもに直接聞いてみる。

これらのことをするだけで、いきなり叱りつけることは避けられたはずです。

なんでも親に決めつけられて育った子どもは、大きくなったら非行に走ってしまうかもしれません。

 

でも、子育てで心身ともに疲れていたら、「また子どもがサボってる!」と早急に結論付けたくなりますよね。そっちの方が早いですから。

私も、この理論を知っているからといって、100%実践できているわけではありません。

ただ、知識として持っておくだけでも、ふとした瞬間に冷静さを取り戻すことができたりするのです。

 

結論の飛躍は、さらに二つの事象に分類されます。

 

マインド・リーディング(読心)

 

私たちは、他人を観察し、彼らの行動に基づいて何を考えているかを推測することがあります。しかし重要なことは、こうした推測は事実に基づく思考とは正反対の思い込みに過ぎないという視点を持つことです。

(リワーク配布資料より抜粋)

 

私たちは、他人の考えていることを読み取ることはできません。

私たちは、エスパーではないのです。

(もしエスパーの方が読んでいたら、すみません。)

 

それにも関わらず、相手の考えていることを読み取った気になって、勝手に決めつけてしまうのです。

 

ここで私の失敗談を一つ紹介します。

SNSを見ていた妻から、「この女の人、いつも豪華なホテルのプールで写真撮ってる。」と言われたとき、私は「この人の家は稼ぎが多くて羨ましい。それに比べて我が家は・・・」という心の声を勝手に読み取ってしまいました。

そして、勝手に不機嫌になり、空気を険悪にしてしまいました。

 

今になって思うと、なんて心に余裕のない男だと思いますが、当時は、本当に心に余裕のない時期でした。

会社を休職して、リワークに通い始めた時期でしたから。

このように、うつ病を患っていたり、心が疲れている時こそ、思考エラーは起こりやすいのです。

 

運命占い。

 

未来を予想することによる結論の飛躍です。マインド・リーディングと同じように、「それが起こるかもしれない」と考えるのではなく、「それは絶対に起こる。私にはわかる」と考え、それに基づいて行動してしまいます。予言の自己成就。

(リワーク配布資料より抜粋)

 

これは、人間関係に限らず、人生における様々な取り組みにおいて起こりうる思考エラーですね。

ポジティブ思考で猪突猛進に取り組めば何でも上手く行くわけではありませんが、失敗すると決めつけて、自ら失敗する方向に突き進むことは避けたいものです。

 

疲れているときほど用心してください。

 

思考エラーの中でも特に、今回ご紹介した「結論の飛躍」は、疲れた時に発生しやすいものです。

考えるよりも、脊髄反射のように反応している方が、楽なのです。

だからこそ、考えることに疲れてしまうと、「結論の飛躍」に陥りやすくなってしまうのです。

「結論の飛躍」は、自分を責めてしまうだけでなく、人間関係の不和を招いてしまう危険性があります。

この思考エラーが出始めたら、無理をせず、休養をしっかりと取って、自分を取り巻く環境や人間関係について冷静に考えられる時間を設けるのが良いでしょう。

 

以上