リワークの楽しい思い出の一つが、調理実習です。
月に1回、リワークの参加者全員で、カレーなどの簡単な料理を作り、一緒にテーブルを囲んでいました。
レクリエーションの様ですが、実は「作業療法」といって、精神疾患の治療の一環にもなっています。
私は、昔から料理が好きなので、この実習が毎回楽しみでした。
リワークに参加したおかげで、だいぶ体調が良くなり、家でも料理が楽しめるようになりました。
今回は、私の趣味である料理について書きたいと思います。
1.鶏むね肉の魅力
鶏むね肉は値段が安いので、気軽に購入できます。
私の近所では、セール時には100グラムあたり40円程度で手に入ります。
また、鶏むね肉は安いだけでなく、栄養価も優れています。
低カロリー高タンパクなのでダイエット効果が期待できるうえに、疲労回復効果があるとも言われています。
2.鶏むね肉の美味しい食べ方
鶏むね肉は、安くて栄養のある優秀な食材なのですが、鶏もも肉に比べると食感がパサパサしており、好き嫌いの分かれる部位でもあります。
私は、鶏むね肉が好きなので、シンプルに塩と胡椒で焼くだけでも美味しく感じるのですが、他にも色々な食べ方を試しています。
今回は、特にお気に入りの調理法をご紹介します。
【鶏むね肉のオイスター炒め】
<材料>・・・1人前
・鶏むね肉 ⇒ 150グラム
・オイスターソース ⇒ 大さじ1
・塩、胡椒 ⇒ 適量
・白ごま ⇒ 適量
・サラダ油 ⇒ 適量
・青じそ ⇒ 2枚
<作り方>
(1)鶏むね肉を一口大に切る。
(2)フライパンにサラダ油を敷いて、中火で鶏むね肉を焼く。
(3)塩と胡椒で味を付け、肉に火が通ったらオイスターソースをからませる。
(4)皿に盛り付け、刻んだ青じそと白ごまをトッピングする。
ちなみに、青じそは自宅ベランダの家庭菜園で収穫したものを使いました。
採れたての青じそは、シャキシャキしててサラダの様に食べられて美味しいです。
うつ病になると、とにかく身の回りのことが面倒になります。
身だしなみが乱れ、部屋は散らかり放題、まして料理なんてやる気になりません。
私は、休職して心を癒していく過程で、身の回りのことが一つずつ出来るようになることに喜びを感じました。
キッチンで楽しく料理をしている自分が戻ってきたことは奇跡のように思えます。
今では、病気になる前より、身の回りのことが輝いて見えます。
うつ病は自分も家族も辛い思いをする深刻な病気でしたが、病気になって良かったことも少しはあったと前向きに考えています。
以上