うつ病パパの復職レポート

HOW TO STOP WORRYING AND START LIVING.

悩まず予約!!初めてのメンタルクリニック、7つの心得。

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初めてメンタルクリニックを予約するときは、とても不安なものです。

 

日本では、精神疾患への偏見が根強く、なかなか病院に行く勇気が出ない方も多いのではないでしょうか。

民間調査(※1)では、うつ病経験者が生涯で医療機関へ受診する割合が、わずか29%であるという衝撃的な結果も出ており、うつ病で苦しみながらも病院に行けない人が多いという実態が数値にも表れています。

 

(※1)参考:うつ病について | 同友会メディカルニュース

 

私自身も、メンタルクリニックに行くことには、かなりの葛藤がありました。

自分がうつ病だと診断されたら、人生が終わってしまうと勘違いしていたのです。

しかし、結果としては、メンタルクリニックで主治医の先生との繋がりを持てたおかげで、休職しながら投薬治療やリワークを受けることができ、今では安定した日々を過ごすことができています。

 

うつ病の疑いがあるものの、まだメンタルクリニックに行くことができていない方のために、初めての受診で心得ておくと良いことを7項目に分けて解説します。

私の体験談も交えていますので、患者目線のレポートとして参考にしてください。

 

1.メンタルクリニックを探す。

 

まずは、メンタルクリニックを探しましょう。

 

便利な時代になったもので、Googleで「メンタルクリニック」と検索すれば近所の医療機関は一通りヒットします。

ブログの記事で、「ググれ」と書くのも心苦しいのですが、一番手っ取り早く確実な方法です。

 

ただし、特定の症状(摂食障害等)が色濃く出ている場合は、立地だけでなく、専門医が在籍しているかどうかも病院選びの基準にしていいでしょう。

 

2.初診の予約をする。

 

私の場合、初診の予約が最もハードルの高い部分でした。

近所に評判の良いメンタルクリニックがあることがわかっても、「まだ病院に行くのは早いのではないか。まだ頑張れる。」と思ってしまい、電話することができませんでした。

 

ネット等で病院を見つけたけど予約する決心ができなかった場合でも、電話番号や予約サイトのブックマークはスマホに登録しておきましょう。

いつでもスマホからメンタルクリニックに繋がれる状態にしておけば、それがあなたの命綱になります。

本当は、症状が悪化する前に受診することが望ましいのですが、こうしておけば最悪の事態は免れることができるでしょう。

 

私は、会社でのある出来事がきっかけで心が限界に達し、放心状態でオフィスビルの外からスマホに登録していたメンタルクリニックに電話をしました。 

 

3.初診予約時の注意点。

 

メンタルクリニックの初診は、心理テストやカウンセリングがあるため、時間がかかります。

そのため、予約の際も、初診だけは時間帯が制限されてしまうケースがあるかもしれません。

 

私の通院していたクリニックは、土曜日も診療しているのですが、初診だけは平日のみの受付でした。

会社を休めないくらい頑張っているから病気になったのに、休まないと病院に行けないという矛盾を感じつつ、なんとか有給休暇を取得して初診を予約しました。

 

平日はどうしても休めないという方は、土曜日でも初診を受け付けている病院を探しましょう。

(本音を言えば、思い切って有給休暇を取っていただきたいです。)

 

4.初診を受ける。

 

予約さえしてしまえば、あとはクリニックに行くだけです。

何も考えず、流れに身を任せるだけでも大丈夫です。

 

もし、心に少しでも余裕があれば、お医者さんに話すことを書き出しておいてもいいでしょう。

私の場合は、以下のことをノートに箇条書きにして持ち込みました。

・身体症状について

・ネガティブな感情について

・プレッシャーになっていること

・心が傷ついたエピソード

 

メモを準備したからといって、書いたことの全部を先生の前で読み上げる必要はありません。

ただ、私の場合は初めてのメンタルクリニックで不安だったので、手元にメモがあることでリラックスして初診を受けることができました。

 

5.治療薬を処方してもらう。

 

初診では、今後の治療方針を医師と相談します。

心理療法や投薬治療などが、うつ病の代表的な治療方法です。

 

私は、投薬治療を勧められましたが、主治医の先生が薬に頼り過ぎない治療方針を持っておられたので、少量で試してみて、体に合わなかったらすぐに中止するように指導してくれました。

また、副作用についても丁寧に説明してもらえたため、とても信頼できる先生であると感じました。

 

ただし、いくら信頼できそうな先生だったとしても、処方された薬の名前をネットで検索するくらいはしておきましょう。

私の場合は、うつ病の治療薬の中でも効き目が弱く、副作用が少ないものだとわかって安心しました。

 

これはうつ病経験者としての個人的なアドバイスですが、いきなり強い薬を大量に処方してくる医師がいたら、他の病院を受診することを視野にいれましょう。

実は、私の親族も睡眠障害を抱えていたのですが、初診でいきなり強い薬を上限ギリギリの量で処方され、かえって症状が悪化したという苦い体験談を聞いたことがあります。

他の医師に診てもらい、薬を変えてもらったので症状は改善したのですが、あのまま薬漬けにされていたらと思うとゾッとします。

 

6.無理せず休みましょう。

 

メンタルクリニックを受診して、投薬等の治療を受ければ精神的な苦痛は改善するでしょう。

しかし、うつ病の原因となった環境が変わらない限り、心が限界に達するのを延命するだけになってしまうかもしれません。

(実際、私はメンタルクリニック通院中に休職しました。)

 

もし、治療を受けても症状が緩やかに悪化し続けるのであれば、うつ病の原因となる環境から離れることが効果的です。

それが仕事であれば、休職することも賢い選択肢です。

自分から休職したいということを相談しても良いですし、あまりに危険な状態であれば主治医からドクターストップがかかります。

 

7.メンタルクリニックは命綱です。

 

いざとなればドクターストップがあるということも、メンタルクリニックに通院することの大きなメリットです。

もう一度言いますが、メンタルクリニックは、精神疾患を抱える方の命綱です。

 

もっと気軽にメンタルクリニックを受診できるようになれば、日本の自殺率は改善するのではないかと、個人的には思います。

 

もし、精神的に苦しいのにメンタルクリニックに行けない方がこの記事を読んでいたら、悩まずに、まずは初診の予約をしてみてください。

 

以上