うつ病パパの復職レポート

HOW TO STOP WORRYING AND START LIVING.

うつ休職からの復職!リワークを受ける7つのメリットとは?

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このブログでは、リワークに通って職場復帰を果たした自身の経験を踏まえて、うつ病やリワークに関する記事を中心に情報発信しています。

 

リワークとは、精神疾患を原因として休職している労働者に対し、職場復帰に向けたリハビリテーションを実施する機関で行われているプログラムのことです。

 

リワークの詳細は、過去の記事に書きましたが、今回は、リワークに通うことのメリットに焦点を絞って解説します。

 

www.fujiyama-japan-mental.com

 

メリット1:生活リズムが整う。

 

リワークは、講義やグループワークを交えた集団で受講するプログラムなので、開始時間と終了時間が決まっています。

 

毎朝同じ時間に起きて、同じ電車に乗ってリワークに通所しているうちに、仕事をしている時のような生活リズムが戻ってきます。

 

メリット2:心理学の勉強になる。

 

通常、リワークでは、認知行動療法や対人関係療法といった心理療法のプログラムが実施されています。

プロの心理士による講義を受けてグループワークで実践することによって、病気の治療になるだけでなく、心理学の知識が身につきます。

 

学校で心理学を学ぶ機会は少ないので、多くの方にとっては、学びを通して新しい気付きを得られる機会になります。

 

メリット3:カウンセリングが無料!

 

リワークに参加すると、第一線で活躍する心理士のカウンセリングが無料で受けられます。

正確には無料ではなく、リワークの費用に含まれているだけなのですが、追加料金が発生しないので、体感的には無料みたいなものです。

 

カウンセリングを単独で申し込むと、一般的には保険適用外で一万円程度の料金が発生することもあるらしいので、保険適用のリワーク費用の中でカウンセリングを受けられるというのは、圧倒的にお得です。

 

単純比較はできないことは重々承知していますが、あえて値段を比べれば、以下の通りです。

 

<カウンセリング料金>

保険適用外のカウンセリング(単独) ・・・ 5,000円~10,000円程度

リワークのカウンセリング      ・・・ 500円~1,000円程度

 

両方とも、ざっくりした目安の金額ですが、リワークで保険適用を受ければ10分の1の料金でカウンセリングを受けられることもあるのです。

 

メリット4:仲間との交流。

 

うつ病患者は、孤独になりがちです。

 

会社にも家族にも相談できず、自分が駄目人間だから病気になったのだという自己嫌悪に苦しめられます。

 

しかし、リワークに通所すれば、同じ病気で苦しむ人たちと交流することができます。

 

グループワークや休憩時間の会話を通して、今まで誰とも共有できなかった辛い経験や悩みを打ち明けることができます。

 

また、これは私の個人的な感想ですが、病気になるまで我武者羅に働いてきた人たちには、何かと共通項が多いもので、とても気が合いますし、話が弾みます。

私にとっては、リワークの休憩時間に仲間たちと交流したことが、かけがえのない思い出になっています。

 

メリット5:再就職の助言が受けられる。

 

リワークは、勤め先を休職中の方だけでなく、一度退職して再就職を目指してる方も受けられるプログラムです。

 

「自分には、どんな働き方が合っているのか。」

「オープン就労・クローズ就労のどちらを選択すべきか。」

 

こういった悩みは、自問自答してても、なかなか答えが出てきません。

また、医師に相談しても、必ずしも適切な答えが返ってくるとは限りません。

 

リワークに従事している心理士だからこそ、できるアドバイスがあるのです。

彼ら/彼女らは、医師でも就職エージェントでもありませんが、精神疾患者の就労という点では、誰よりも最前線で向き合っているプロなのです。

 

最後に決断するのは自分自身ですが、是非、担当の心理士さんに相談してみてください。

 

メリット6:復職に有利である。

 

うつ病で会社を長期間休職した場合、人事部門と産業医による復職面談を受けて「復職可能」の判定を貰う必要があります。

 

もし、就業規則上の休職期間内に「復職可能」の状態に回復しなければ、休職期間満了で解雇されてしまうこともあるのです。

 

ちょっと厳しいようですが、会社にも安全配慮義務があるので、病気が治っていない従業員を働かせるわけにはいかないのです。

 

復職面談を問題なく通過するためにも、リワークは有効です。

 

まず、メリット1でも述べたように、リワークに通所することで規則正しい生活が送れるので、復職後に遅刻や欠勤を繰り返すことは無さそうだという信頼感を得られます。

 

また、リワークを受けた場合、再休職になる比率が低くなるという一部のデータもありますので、リワークを受けたという既成事実自体が、有利に働くかもしれません。

 

私は、リワークを心から楽しみながら毎日しっかりと通っていたため、復職面談もスムーズに進み、ほんの数分で「復職可能」と判断されました。

 

メリット7:新たな可能性に気付ける。

 

リワークでは、心理療法だけでなく、芸術療法・運動療法・作業療法といった様々なプログラムを受けることが出来ます。

 

中学・高校以来ほとんど触れて来なかった分野に、再び挑戦することが出来るのです。

 

リワークの授業がきっかけで、新たな趣味に目覚める方が、けっこう見られました。

 

将来、リワークがきっかけで創作活動に目覚めたアーティストが世に出てきたら素敵だなと思います。

 

最後に。

 

どんなものにも、メリットがあればデメリットもあります。

 

リワークについても、制度自体に欠陥があるかもしれないし、クリニック毎に個別の問題を抱えていることでしょう。 

 

しかし、どんなプログラムでも、そこから何か学び取ってやろうという前向きな姿勢があれば、きっと多くの気付きが得られて、自分の成長が実感できるはずです。

 

この記事をきっかけに、少しでもリワークに興味を持っていただけたら幸いです。

 

以上